理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のお役立ち情報
どのような職業であっても、基本的には就職・転職の際に必要なのが、履歴書の提出です。勿論、理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)も例外ではありません。
今回の記事では、PT・OT・STの就職及び転職に向けた、履歴書作成時の注意点やポイントについて紹介していきます。
実際に履歴書を作成する前段階として、用意するものや注意点・ポイントとなる点を幾つか挙げてみましたので、下記をご参照下さい。
| 事前に用意するもの |
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| ・履歴書・印鑑・黒いペンもしくは万年筆・所定の大きさの証明写真・書類を入れるための封筒 ・理学療法士免許/作業療法士/言語聴覚士 の原本またはコピー ・その他資格証明書があれば、それらの原本またはコピー ・応募先によっては職務経歴書、健康診断結果、源泉徴収票など |
| 注意点・ポイント |
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・パソコンでの作成でも問題ありませんが、手書きの方が比較的印象が良い ・年号を西暦・和暦で統一する ・黒のボールペンまたは万年筆で、丁寧な文章・文字を心掛ける ・住所は都道府県から、正式な表記で書く。学校や企業名も省略はせず正式名称で書く ・修正液-修正テープは使用せず、訂正がある場合は履歴書を書き直す ・空欄などは極力なくすように気を付ける ・控えとして、郵送もしくは渡す前にコピーをとっておく |
| ①日付 |
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| 履歴書を実際に記入した日ではなく、面接日を記入しましょう。郵送の場合は、履歴書を投函した日付が良いです。 |
| ②証明写真 |
| 3カ月以内に撮影したものを使用します。黒や濃紺系のスーツを着用した上で、清潔感を意識すること。スピード写真などではなく、写真館でプロの方に撮影してもらうようにしましょう。写真の裏には氏名を記入します。 |
| ③氏名・年齢 |
| 氏名は丁寧な文字で、高さや間隔などに注意しながら(楷書体)書いてきます。ふりがなの項目に関しては、用紙によって「ひらがな」もしくは「カタカナ」がありますので、確認が必要です。年齢は、記入日時点での満年齢です。 |
| ④住所・電話・メールアドレス |
| 住所は省略することなく、都道府県からアパート・マンションの正式な名称、部屋番号までしっかりと記入します。ふりがなは漢字部分にふります。固定電話がない場合は、携帯の番号で問題ありません。メールアドレスは可能であればPCのアドレスを推奨します。確実に連絡がとれるものにしましょう。 |
| ⑤学歴・職歴 |
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| ｢学歴｣と｢職歴｣はまとめて記入します。西暦か元号表記かは、履歴書全体で統一するようにしましょう。学歴に関しては、基本的に中学卒業以降から、学校名や学部、学科なども省略せずに書いていきます。なお、職歴が豊富な場合は、高校卒業からの記入でも大丈夫です。職歴は、現在に至るまでに勤務した病院や会社名などを、正式名称で記入します。｢入職｣は主に医療機関などに用いるものですが、一般企業に就いていた場合は、｢入社｣となりますので注意してください。退職している場合は、｢一身上の都合により退職｣と書きましょう。現時点で在職中の場合は、｢現在に至る｣と記入、最後の行に右寄せで｢以上｣と書きます。 |
| ⑥免許・資格 |
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| 取得した年月順に記入します。免許・資格の名称は、他の項目と同じく省略は不可となります。更に、現在勉強中で免許・資格取得の見込みがあるような場合は、｢取得見込み｣といったようなことを書くと好印象です。 |
| ⑦志望動機・その他 |
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| 自分のキャリアやスキルをアピールして、実際に入職した際に出来ることやしたいことなども具体的に記入しましょう。病院・施設の理念や特徴などへの共感も盛り込むといいでしょう。趣味・特技などは、とくにリハビリ職に関係のあるもの(スポーツ経験など)であれば、積極的に記入していくようにしましょう。本人希望欄などには、あまり待遇面などの希望は記入しないことをおススメします。面接などで実際に相談するようにしましょう。やむを得ない事情がある、というわけではないのであれば、「特になし」で問題ありません。※他の記事で、「PT・OT・STの志望動機例文」を記載しております。下記をご参照下さい！ |
| 封筒の記入方法 |
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| ・住所は縦書き、都道府県から正確に記入。丁目・番地にハイフン(‐)は使用しない ・封筒の左下に、四角で囲んだ(定規などを使用しましょう)上で、｢履歴書在中｣と赤字で記入 ・封筒の裏面には自分の住所・氏名を記入 |
| 郵送・提出時のマナー |
| ・書類に折り目がつくことを避けるため、定形外(角形A4号または角形2号)の封筒を使用 ・書類に汚れがつくことを避けるため、書類をクリアファイルなどに挟んでおきましょう ・封筒の色は｢白｣が好ましいとされています |
履歴書を書き終えた後は、最終的なチェックを忘れないようにしましょう。以下の項目を参考に、間違いやミスをしていないか、一つずつ確認していきましょう。
☑誤字・脱字はありませんか？
☑空欄はありませんか？
☑文字が滲んでいたり、かすれていたりはしませんか？
☑西暦・和暦の表記は統一されていますか？
☑郵送・提出日の日付はあっていますか？
☑印鑑はまっすぐ、しっかりと押されていますか？
☑写真の裏に氏名を記入することを忘れていませんか？
☑履歴書のコピーは取りましたか？
