理学療法士とは、ケガや病気、高齢などにより身体機能が低下した状態、あるいは障害の発生が予想される人に対して、自立した日常生活を送る事ができるように支援する医学的リハビリテーションの専門職です。
運動療法や物理療法などを用いて、座る・立つ・起き上がるといった基本動作能力の回復から筋力強化や痛みの軽減などといった運動機能に直接働きかける治療などを、一人一人の状態に対して目標を設定し、適切なプログラムを作成します。
理学療法士は国家資格であるので、大学や短大などの養成校で3年以上学び技術や知識を取得したうえで国家試験に合格する必要があります。国家試験受験率は年々増えており、平成30年度の国家試験合格率は81.4%と高水準となっています。