介護施設は、基本的には要介護3~5の要介護認定を受けている人が対象となり、2013年度の厚生労働省の調べによると施設入所者の97.2%は認知症を持ち、61.7%は寝たきり状態で、平均の在所日数は1405.1日という現状です。認可されている介護施設はおおむね6,399施設以上あり、高齢者大国日本として今度もどんどん増設されていますので雇用としての求人がある状態ですね。
老人施設の為、リハビリを受ける人は回復期病棟や急性期病棟でも回復できず、回復に時間がかかっている状態の方が多くリハビリの目的は「これ以上悪化しない為の機能維持」がメインとなってくるのが最大の特徴となりますね。また、介護士さんや看護師さんとチームを組んで行っているケースが多く、ある程度の協調性が必要となっています。ちなみに「介護老人保健施設」は介護報酬が高いの比較的にお給料が高めとなっています。
介護施設でのリハビリは、急性期や回復期でも回復できなかった方の「維持」が基本業務になるので、単純にリハビリを行ってきた方には少々業務に正直物足りないかもしれません。ただ、自分たちのリハビリを行い回復して退所できたなら、最大のやりがいになること間違えなしです!また、病院とはメンバーは違いますが介護士さんや看護師さんとのチームプレイが大事になりますので、きちんと周囲を見られる方やコミュニケーションがある方にオススメとなります。
介護施設での理学療法士・作業療法士はあまり雇用人数を求められることがあまりないのですが、施設件数でいえば確実に増えます。だからこそ、自分に合ったピッタリの施設を探せるとも言えますね。介護施設の詳しい特徴・業務内容・待遇などは是非お気軽にお問い合わせください!