山口県は三方を海で囲まれた地形をしており、当時の大名が京都を模した街づくりを行ったことから「西の京」と呼ばれています。
県庁所在地は山口市で、人口は約140万人。九州に近く、海底トンネルを歩くと約15分で九州に到達が可能です。人口は下関市と山口市に結集しており、有料の介護老人ホームは約784件もあります。
理学療法士は1613人、作業療法士は994人在籍しており、リハビリ施設などで活躍しています。
本州の最南端に位置する山口県は、大自然を満喫できる名所が多くあります。
日本最大級のカルスト台地「秋吉台」とその地下に広がる大鍾乳洞「秋芳洞」、エメラルドグリーンの海が美しい「角島大橋」、断崖・奇岩の絶景や海の上のアルプスといわれる「青海島」がおすすめです。
また吉田松陰が多くの逸材を輩出した「松下村塾」や日本三天神の一つに数えられる「防府天満宮」など歴史的文化施設もあります。歴史ロマン漂う「萩城城下町」や「柳井白壁の町並み」や、50ヶ所以上にも及ぶ温泉郷などが存在します。
海に囲まれている地域とあって「フグ料理」をはじめ、いかの女王といわれる「ケンサキイカ」、瀬戸内海で水揚げされる「ハモ」、オリジナル地鶏「長州黒かしわ」、地元で定番の人気グルメ「瓦そば」など自慢のグルメも揃っています。
県内には理学療法士養成施設が3ヶ所、作業療法士養成施設が2ヶ所、言語聴覚士養成施設が1ヶ所設置されており、質の高い理学療法士や作業療法士の確保を図っています。現在、高齢化や社会環境の変化に伴い、リハビリテーションの需要が高まり、医療施設や介護老人保健施設等のリハビリテーション他、市町や在宅の分野においても理学療法士、作業療法士の必要性が高まってきています。進歩する医療技術やリハビリテーション技術に対応できるよう、療法士達の資質の向上を図ることに力を入れている県です。